VMDデザイナー/Switch Soga Design Office 代表/日本ビジュアルマーチャンダイジング協会 九州地区リーダー/一般社団法人Kfa会員
大阪市生まれ/北九州市在住1974年から39年間大手百貨店で装飾デザイナーを経て2012年に独立し現在のデザイン事務所Switch Soga Design Officeを設立。某百貨店のクリスマスツリー企画装飾や京都の有名化粧品メーカーのVMD&デザインをはじめ、アパレルブランド、食品販売会社の売場づくり、航空会社のイベントデザイン等の企画デザインも手がけている。
2013年には、エチオピア政府と皮革業界がJICAの支援のもと立ち上げたプロジェクトにも参画。
現在も現地やパリ・ラスベガス、ニューヨークの展示会においてブースデザイン&VMDを担当。特に根本にあるのが、モノを売るための理論、ビジュアルマーチャンダイジング(VMD)マーケティング戦略を可視化する事で見やすく、選びやすく、買いやすい売場環境を提供する仕組みを根本としており、経費を掛けずに売上が上がると好評を得ている。
平成5年、小倉そごうのオープンに際し装飾広告のマネージャーとして参画。当初はデザイナーとして賞を取るということを目標に死に物狂いで働く毎日でした。
ある日、そんな姿を見た店長から「明日からデザイナーするな。世の中にはいろんな出会いや、価値の提供の仕方があるのに、君の喜びはデザインをつくることだけなのか?もっとネットワークを活かして人を感動させるような仕事をして貢献しなさい」との言葉をいただきます。朝から晩まで休みなしで働く日々の中で、「自分にとっての喜びや楽しみとはなにか?」を改めて考えるきっかけを得たことで私の職業観・仕事観に変化が生まれ始めました。
小篠綾子さん「蜘蛛のネクタイ」
私にとっての大切な出会い・ネットワークはたくさんあります。その中のひとつにファッションデザイナーの小篠綾子さんとの出会いがありました。
小篠さんからいただいた蜘蛛の巣をあしらったネクタイは特に思い入れが深く、今でも大切に持っています。蜘蛛の巣を人とのつながりにたとえ、1本ではすぐに切れて途絶えてしまう人の縁も、幾重にもつながり合うことで強くなるというメッセージが込められたものです。
百貨店で働いていた私にとって、この教示は人とのつながりの大切さの本質を強く意識するきっかけとなりました。そうやって長年育んできたネットワークは、私のデザイナー人生の大きな糧となっています。
小倉そごう時代、いきつけのカフェのオーナーからの強い勧めで、福岡で開催された野村萬斎さんの公演に参加しました。この時の衝撃と感動は今でも忘れません。
デザイン以外のものにも感動できる喜びを実感した私は、小倉そごうの開店5周年企画として「野村万作・醸斎三番叟初の競演」を企画・公演。
衣装デザインは、今まで大切に紡いできた縁がきっかけで知り合ったコシノヒロコさんに手がけていただきました。これらを機に、狂言の普及活動にも携わるようになり、私の大切なライフワークとなります。
コシノヒロコデザイン肩衣
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2014~ | 全店舗、イベントVMD&デザインで契約 |
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2023 | 大丸京都店新店舗デザイン&VMD |
会社名 | Switch Soga Design Office |
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代表 | 曾我 季市 ‐Sueichi Soga |
オフィス | 〒800-0217 北九州市小倉南区下曽根4-16-1 アーバンパレス曽根グランデ502 |
info@agos-switch.com |